研究理念

シンギュラリティ世界では「神話」しか勝たん

音楽は二極化の局面を迎えています。

ストリーミングの普及により、音楽が芸術ではなくBGMとして「消費」される中、AIが台頭し、既存のジャンルの音楽はことごとく人工知能に自動生成されています。
来るべきシンギュラリティ世界において、既存のジャンルをなぞった音楽(BGM)しか作れないミュージシャンは瞬く間に人工知能に置き換えられることでしょう。

それは音楽にとどまらず、他の分野もしかり。
だからと言って、私たちは技術革新を否定するつもりはありません。
むしろ、私たちはヒトとAIが共存共栄する道を模索しています。

ヒトがAIと対等な立場であるために必要なキーワードは、「神話」です。
ここでいう「神話」とは、昔話の神話ではなく、現在進行形で語られている、私たちの物語です。

神話におけるアーティストとリスナーの関係性はこれまでのような、一方通行の関係性ではありません。
みんなでひとつの物語をクリエイトするのです。

その一体感は、AIが永久に到達することのできない、魂のつながりです。
神話は一時のトレンドのように、流行り廃りに左右されたりはしません。
アーティストとリスナーが人生を通じて支え合いながら生きていく、永遠の物語だからです。

人類はいま、選択を迫られています。
AIに置き換えられ、滅亡するか?
あるいは、一人一人が神話の世界に生きる神なのだということに気づき、次元上昇するか?

すなわち、AIを神として崇めるか、ヒトが神になるか?
その大いなる選択の最前線となるのが、音楽です。

「自動生成された音楽」と「神話を語る音楽」。
どちらを選ぶかで、未来は変わります。
ここでは便宜上、後者を「うた」と呼称します。

うたは神話を語る聖典であり、魂をひとつに統合する器(うつわ)です。
うたは人類のイノベーションの最先端で、人類の未来を左右する宇宙のテクノロジーです。
来るべきシンギュラリティ世界に備え、私たちはうたの力でひとつにならなければなりません。

うたの力で、世界をひとつにする。
そして、人類は神になる。
それが、私たちの神話であり、私たちが提供するプロダクトです。

めぐり研究所